僕は、精神障害のある57歳で、毎日、般若心経を勤行しています。
僕は、幼い時から社会で役に立たない人間はこの先悪い野垂れ死にをするかもしれないという不安感がありました。それで、毎日酒を飲んでごまかしてました。しかし、総合的に言って、僕の人生はまずまずよかったと思います。僕は、今死ぬのはいやなだけれど、死を受け入れるような感じになりました。死を受け入れるというよりは生きるのに疲れてきたという感じです。人間は歳をとるとそういう風になるのかなと思いました。
僕は、恋人はできなかったけど、若いころスナックへ行ったり大阪でアルサロというところがあり、それは喫茶店みたいなところで、敷居がしてあり女の子と2人きりで酒が飲めるところへ行き、女遊びを十分にしました。
それから、40歳になって定時制の工業高校へ行き、高校の資格を取った時、すごい充実感がありました。それから22歳ぐらいのとき、夜の墓場でシンナーあそびをしたとき、6つの墓があって、それがみなお地蔵さんに見える幻覚を見ました。それが、みなニコニコ笑いながら手を振ってました。関西で手振り地蔵というのがあって、車からライトをパッシングすると手を振っているように見えると言われてました。イギリスのロックアーティストのレッドチェッペリンの歌で、天国への階段という歌があり、貴婦人がいてすべてを黄金に変える方法とかいって彼女は天国への階段を買うだろうという歌詞です。すべてを黄金に変える方法というのは自然現象を感じて、しあわせな気持ちになるということです。
黒岩英人